佐村浩之裁判長の顔画像wikiプロフィール経歴学歴!大津いじめ自殺「自殺は自らの意思」!?
qimono @ Pixabay

9年前の2011年、大津市で自殺した中学2年の男子生徒が自殺した問題について、自殺の原因はいじめだったとして男子生徒の両親が元同級生を相手に3850万円の損害賠償を求めていました。

一審では約3750万円の支払いを命じていましたが、2月27日の控訴審判決では、賠償額がなんと約10分の1の「約400万円」に。

大阪高裁の佐村浩之裁判長は、いじめと自殺の因果関係を認めたうえで、「自殺は自らの意思によるものであり、両親側も家庭環境を整え、いじめを受けている子を精神的に支えることができなかった」と賠償額は過失相殺が必要だと判断したようです。

あまりにも無茶苦茶な判決で一瞬目を疑ってしまいました。

このような判決を下した大阪高裁の佐村浩之裁判長とはいったいどのような人物なのでしょうか?

「佐村浩之裁判長の顔画像wikiプロフィール経歴学歴!大津いじめ自殺「自殺は自らの意思」!?」と題し詳細を確認していきます。

大津いじめ自殺で仰天判決「自らの意思で自殺し、両親も精神的に支えられなかったので過失相殺」として賠償額10分の1に!

まずは9年前の2011年に起きた「大津いじめ事件」はどのような内容だったのでしょうか?

「大津いじめ事件」の概要は以下のとおりです。

大津いじめ事件
  • 自殺したのは中学2年の男子生徒(当時13歳)
  • 元同級生から複数回顔を殴られるなど、日常的に暴力に加えられる
  • 口に粘着テープを貼られ、手足を鉢巻きで縛られる
  • 蜂の死骸を食べさせられそうになる
  • 執拗(しつよう)ないじめを受け続けた結果、自宅マンションから飛び降り自殺
  • この事件をきっかけに「いじめ防止対策推進法」が制定

日常的に殴られていたリ、粘着テープや鉢巻きでぐるぐる巻きにされたり、蜂の死骸を食べさせられそうになったりと、かなり悪質ないじめを日々受け続けていたことが分かります。

そして、結果的にいじめに耐え切れず、自宅マンションから飛び降り自殺をすることに。

これを読んだだけでもかなりの怒りが込み上げてくる内容ですよね。

このいじめを苦にした自殺に対し、男子生徒のご両親がいじめをしていた元同級生を相手に約3850万円の損害賠償を求めていました。

一審では、自殺はいじめが原因と認めたうえで「約3750万円の支払い」の判決が下されていましたが、この判決に対し、いじめをしていた元同級生側が不服として控訴。

2月27日に控訴審判決が大阪高裁で行われ、佐村浩之裁判長が冒頭で説明したとおり一審の判決を変更し、

  • いじめと自殺の因果関係は認める
  • ただし、賠償額が約10分の1となる「約400万円」に減額
  • 減額の理由は「自殺は自らの意思によるものであり、両親側も家庭環境を整え、いじめを受けている子を精神的に支えることができなかった」

との判断を下しました。

朝日新聞はより具体的な減額の理由を報じています。

賠償額については、両親が別居していたことや男子生徒が無断外泊した際に父親が顔をたたくなどしていたことなどを踏まえ、両親側にも家庭環境が整えられずに男子生徒を精神的に支えられなかった過失があるとして、損害額から4割を減額。大津市からの和解金の額などを差し引いた計約400万円が相当とした。

 

男子生徒を精神的に支えられなかった過失?

いじめが原因で自殺したにもかかわらず、このような被害者側の家庭環境による過失があっていいのでしょうか??

ネット上でも今回の判決に対する批判で溢れています。

今回の判決を下した佐村浩之裁判長とはいったいどのような人物なのでしょうか?

佐村浩之裁判長の顔画像wikiプロフィール経歴学歴は?

佐村浩之裁判長のプロフィールは以下のとおりです。

佐村浩之裁判長のwikiプロフィール
名前:佐村浩之(さむら ひろゆき)
生年月日:1955年12月8日
年齢:65歳
出身大学:東京大学

裁判長を務めるだけあって、東京大学出身のエリートです。

これまでの佐村浩之裁判長の経歴は以下のとおりです。

佐村浩之裁判長の経歴
1996年4月1日 仙台地方裁判所
1998年4月1日 仙台高等裁判所
1999年3月25日 東京地方裁判所
2001年1月6日 東京高等裁判所
2003年4月1日 東京地方裁判所部総括判事
2010年1月1日 横浜地方裁判所部総括判事
2014年6月4日 和歌山地方裁判所・和歌山家庭裁判所所長
2015年7月1日 大阪高等裁判所部総括判事

仙台や東京の地方裁判所や高等裁判所を経て、東京や横浜の総括判事を歴任しています。

和歌山では家庭裁判所の所長も務められていますね。

2015年から現在の大阪高等裁判所部総括判事に就任しています。

さらに調べてみると、「民事再生 (リーガル・プログレッシブ・シリーズ)」という書籍を出版されているようです。

今回の大津いじめの判決の影響もあってか、かなり低評価となっているようです。

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佐村浩之裁判長の過去の裁判は?

佐村浩之裁判長の過去の裁判を調べてみたところ、以下のような裁判を担当しているようです。

2005年9月の奥入瀬渓流落枝訴訟で原告の訴えを認め、林野庁と青森県に賠償を命じる。
2007年3月14日 - 立正佼成会附属佼成病院に勤務していた小児科医の自殺を労働災害と認定し、労災と認めなかった新宿労働基準監督署の処分を取り消した。
2007年6月20日 - 都立高校の教諭が、入学式や卒業式で国旗に向かって起立し、国歌を斉唱しなかったことを理由に、定年後の再雇用を取り消された件で、斉唱を命じた校長の職務命令を合憲と判断。命令に反した原告を再雇用しなかったのは、東京都教育委員会の裁量の範囲内で適法として、請求を棄却した。

2007年6月20日の、高校教諭が国歌を斉唱しなかったことを理由に、定年後の再雇用を取り消された件の裁判が有名でしょうか。

【まとめ】佐村浩之裁判長の顔画像wikiプロフ経歴学歴!大津いじめ自殺「自殺は自らの意思」!?

「佐村浩之裁判長の顔画像wikiプロフ経歴学歴!大津いじめ自殺「自殺は自らの意思」!?」と題し詳細を確認してみました。

個人的には、他の方も述べているとおり、この判決については全く納得がいきませんね・・・。

あんなにも日常的に悪質ないじめを受け続けて自殺したにもかかわらず、「自殺は自らの意思」「家庭環境も問題」という理由で賠償額の減額とはいったい誰が納得できるのでしょうか?

最近では生徒だけではなく、教師側のいじめも問題として取り上げられることが多くなってきましたが、そもそも「いじめ」という言葉にも違和感があり、世間一般社会で言う「傷害事件」ですよね??

それを教育現場では「いじめ」という言葉で片づけているような印象が拭えません。

そして、ここにきて「いじめ」が原因の自殺には被害者にも原因がある、という判決。

このままでは「いじめ」が原因の自殺や事件が一向に減らないのでは?という懸念や心配が増すばかりの判決となってしまいました。

この問題がニュースに大きく取り上げられ議論が巻き起こることによって、いじめや裁判のあり方について見直す機会が増えることを祈るばかりです。

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