2016年公開の映画『聲の形』は、『けいおん!』など数々の作品で視聴者の心を動かしてきた、京都アニメーションが制作しました。

聴覚障害の少女と、彼女をいじめていた経験を持つ少年の2人の再会と成長を描いた物語。

第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、第26回日本映画批評家大賞アニメーション部門作品賞に輝き、中学・高校の学校教材として取りあげられました。

本作の風景モデルは岐阜県大垣市で、京都アニメーションが得意とする美しい背景として再現されたことでも注目を集め聖地巡礼するファンも多くいる一方、『いじめシーンが、しんど過ぎて観ていられない』『イラつく、嫌い』『障害者を健常者の物語の道具にしている』と否定的な感想を持つ人も少なくないようです。

そこで今回は、賛否両論ある本作について、「映画『聲の形』がひどいと言われる理由は?感想評価を調査!」と題し、特にひどいと言われる理由に焦点を当ててお伝えしていこうと思います!

映画『聲の形』の概要

まずは簡単に映画『聲の形』の概要をご紹介します。

映画『聲の形』ってどんな作品?

本作のキャッチコピーは『君に生きるのを手伝ってほしい』です。

原作者の大今良時(おおいま よしとき)さんは、『互いに気持ちを伝えることの難しさ』を念頭において執筆されました。

聴覚障害の少女と彼女をいじめていた少年の孤独や絶望、心のふれあい、友情などを描く学園系ヒューマンドラマ

第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞第26回日本映画批評家大賞アニメーション部門作品賞にも輝いた作品です。

原作コミックスは、第19回手塚治虫文化賞新生賞も受賞しました。

映画『聲の形』がひどいと言われる理由は?

映画『聲の形』がひどいと言われる理由は、大きく2つあることが分かりました。

まず1つ目は、『観ている事が辛くなり席を立ってしまう』ほど主人公に対する『いじめがひどい』こと。

そして、2つ目は『聴覚障害』を取り扱っている作品にもかかわらず、『日本語字幕が無かった』ことです。

それぞれについて調べたので、詳細を見ていきましょう!

また、それ以外の感想についても調査したので、あわせてお伝えしていこうと思います。

映画『聲の形』でひどい ”いじめ” をしていたのは誰?

まずは、いじめられていた主人公・硝子と、いじめを行っていた4人について紹介していこうと思います!

主人公・西宮硝子(声:早見沙織)

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先天的な聴覚障害をもつ少女で、本作1人目の主人公です。

補聴器をつけてもほとんど聞き取れないため、発話も不完全ですが母親の教育方針で一般的な公立小学校に在籍しました。

将也たちの好奇心から、高額な補聴器を捨てられるなどひどいいじめを受け、いじめ発覚後は事なかれ主義の担任の強い要望で特別支援学校へ転校します。

もう1人の主人公・石田将也(声:入野自由)

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小学6年生の時に転送してきた硝子に、好奇心からをいじめを行っていた主なメンバーの1人。

硝子の高額な補聴器を投げ捨てる耳から無理に補聴器を取ってケガをさせるなど、やりすぎと言えるほど硝子をいじめます。

後にいじめの対象となり、友人関係を結ぶことが苦手になってしまいます。

高校3年生で硝子と再会し、献身的に尽くそうとする中で自身のトラウマと向き合いました。

いじめっ子・植野直花(声・金子有望)

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空気を読まず真っ直ぐ進むタイプで、将也に好意を寄せていた1人です。

転校してきた硝子のお世話係にされてしまいましたが、担任や周囲からの理解や支援を得られず、不満を感じるようになっていきます。

そして、硝子の筆談ノートに悪口を書き込むなどのいじめ行為を行っていました。

いじめっ子・川井みき(声:潘めぐみ)

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小・中・高校と学級委員長を務めていました。

硝子に直接的ないじめは行っていないものの、植野と一緒になって陰口を言っていたのに、自分がいじめに加担していたという自覚はない、みき。

将也が報復的にいじめの対象になった事を『当然の報い』と考えていました。

植野の将也への想いを知っていて、キューピッドになろうとしたり…八方美人的な性格です。

いじめっ子・島田一旗(声:西谷亮)

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育ちが良く、厳しい家庭に育った一旗です。

将也が硝子をいじめていた頃、将也を諫めつつもいじめに加担していました。

いじめ発覚後は将也を裏切り、将也をいじめる立場に

中学校で、将也の小学校時代のいじめを吹聴して、将也にトラウマを植え付けた張本人です。

映画『聲の形』は炎上するほどひどいの?

公開後におきた炎上騒ぎについてお伝えしたいと思います。

本作は、聴覚障害を取り扱っている作品でしたが『日本語字幕が付いていない』という点で炎上しました。

『日本語字幕?』と思う方もいらっしゃると思いますが、耳の不自由な方も映画『聲の形』を楽しみたいと思うのは自然なこと。

ましてや先天的な聴覚障害者が主人公なので、視聴者からの関心も高く、当然と思われていた字幕がなかったことに驚き、批判が集まりました。

結果的に公開の2週間後からは、日本語字幕付きでの上映がなされるようになったそうです。

実は、耳に障害のない方々からも『字幕があった方が、どう言ったのかよく分かって理解しやすい』という意見が多く寄せられたそうです。

バラエティー番組でもテロップが役に立ちますし、この意見はもっともな意見と言えるかもしれませんね。

映画『聲の形』の評価と評判は?

映画『聲の形』のひどいいじめや公開後の炎上騒動についてお伝えしてきましたが、それ以外の評価や評判をTwitterで見つけたのでご紹介します。

映画『聲の形』に高評価をつけた人たちの意見は?どのシーンが好き?

賛否両論聞こえてくる映画『聲の形』ですが、高く評価している人の意見を集めてみました!


感動して泣いてしまった特にラストシーンが良かった、という人が多い様子ですね!

『いじめ』『障害』『自殺』とド直球な内容に、『辛い、しんどい』と感じつつも最後まで見てこそ得られる感動があるようです。

思春期に経験する課題を通して、コミュニケーションの大切さ友達の大切さを確かめられたという意見が見つかりました。

映画『聲の形』に低評価をつけた人たちの意見は?感動ポルノってなに?

過去にいじめられた経験がある人や、作品内での障害者の扱われように不愉快さを感じた人たちの意見も見つかったのでご紹介します。

いじめの加害者であり健常者である将也たちと、聴覚障害がありいじめられていた硝子。

本人の思いはよそに『いじめられても友達になろうとしている、清く正しい障害者』を押し付けて、『感動をもらった』と言わせる『感動ポルノ』そのものだと感じているようですね。

硝子が泣きながら叫ぶシーンなど、『かわいそうな人』というレッテルに不愉快さを感じた人が、少なからずいることが分かりました。

どうして今、映画『聲の形』なの?

再び注目が集まっている映画『聲の形』を『観てほしい!』と言う方の意見もありました!

豪雨やコロナ禍など災害が続き、新しい常識『ニューノーマル』が広く伝えられるようになりました。

今までとは違う価値観や状況に戸惑う人も多いと思いますし、慣れない環境に不安になっている人も多いと思います。

本作を観た方からは『人との接し方を見直すきっかけになった』『生き方を考え直すチャンスになった』という声が聞かれていました。

また、硝子や将也たちの『自分自身と向き合う姿』に感動した方も多く、過酷な状況の今だからこそ立ち止まって観るべき映画と言えそうです!

映画『聲の形』の動画が見てみたい!

Youtubeに、映画『聲の形』の動画があったので集めてみました!一緒に見てみましょう!

映画『聲の形』公開記念特番 ~映画「聲の形」ができるまで~ ロングバージョンは、33分ほどのロングバージョンです!

動画配信サービスのU-NEXTなら、全編を無料で視聴できるようです。

>>U-NEXT公式ページで『聲の形』を無料で観てみる

まとめ

『映画『聲の形』がひどいと言われる理由は?感想評価を調査!』と題してお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

本作のキャッチコピーは『君に生きるのを手伝ってほしい』

メッセージ性の強い本作は、本当に賛否両論あって、それぞれの視点で観てみるとまた違った受け止め方ができそうです。

原作者の大今良時さんは、『互いに気持ちを伝えることの難しさ』を念頭において執筆されました。

『いじめ』『聴覚障害』や『自殺』いった単語が強くイメージに残る映画『聲の形』ですが、もしまだ観ていないようでしたら、ぜひ観ていただいて障害の有無にかかわらず『人と人が一緒に生きる』という事を考えるきっかけにしていただけたらと思います。

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