打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?最後がどういうことか意味不明?死亡したの?

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は、2017年公開の劇場版アニメです。

90年代にテレビドラマと実写版映画として公開された、岩井俊二さん原作のストーリーを元に、「モテキ」などで知られる大根仁さんが脚本を担当しました。

「もしもあの時〜していたら」

タイムリープと呼ばれる時空を超えるストーリーに加え、美しい映像美と音楽で、公開前から話題となっていた本作品。

しかし、映画を観終わった人たちから「ラストが意味不明」「結局最後はどういうこと?」などの声が多数あがっているようです。

今回は「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?最後がどういうことか意味不明?死亡したの?」と題して、謎の多いラストを考察していきます!

(全体的にややネタバレを含む記事になっていますので、映画未見の方はご注意ください!)

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」あらすじ とキャスト

あらすじ

海辺の街、茂下町。

中学生の典道は夏休みの登校日に、幼なじみの祐介とプール掃除をしていました。

そこに、2人が想いを寄せている同級生なずなが現れ、ひょんな事から3人で水泳競争をすることに。

ターンの時に足を強打してしまった典道はビリという結果に終わります。

典道に勝った祐介に、なずなは2人だけで花火大会へ行こうと誘います。

その日の放課後、「打ち上げ花火を横から見ると丸いのか?平らなのか?」についてクラスメイトと盛り上がる典道と祐介たち。

それを確かめる為、実際に横から見てみようと約束をします。

友達との約束を優先し、なずなとの約束をすっぽかそうとする祐介。

怒った典道は「もし自分があの勝負に勝っていたら、なずなとの約束を守るのに・・」と後悔します。

そこで、なずなが海で拾ったという不思議な玉を投げると、なぜか時間は水泳競争の前まで巻き戻っていて・・。

主な声優キャスト

謎めいた魅力の美少女、及川なずなの声を演じたのは女優の広瀬すずさんです。

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静岡県出身の広瀬さんは、姉のアリスさんがモデルをしていた事がきっかけで、2012年に雑誌「Seventeen」の専属モデルオーディションに出場。

見事グランプリに選ばれ、芸能界入りします。

2015年に出演した映画「海街ダイアリー」での演技に注目が集まり、同作品で多くの新人賞を受賞しました。

その後もNHK連続テレビ小説「なつぞら」でのヒロインのほか、映画やCMなど幅広く活躍されています。

 

純粋な中学生男子、島田典道の声を担当したのは俳優の菅田将暉さん

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菅田 将暉 (Masaki Suda)(@masakisuda20)がシェアした投稿

2009年に歴代最年少仮面ライダーとして、「仮面ライダーW」でテレビデビューを飾った菅田将暉さん。

その後も数々のドラマや映画に出演し、2017年に映画「あゝ、荒野」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞しました。

歌手として音楽活動も行っており、米津玄師さんのアルバムに参加するなど、多方面で才能を発揮しています。

そんな人気俳優のお2人を声優に迎えた本作品。

一体どのような結末でざわついているのか、さっそくネット上の声を見ていきましょう!

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」結末ラストへのTwitter上の声

謎すぎて自分の理解力を責める人、イライラする人、ウケる人、さまざまな声が届きました。

映像が綺麗だったという声は多いものの、肝心な結末がわかりづらく、モヤモヤしてしまった人が多いようです。

何度も時間を巻き戻したくせに結局なんだったの?!ということのようですね。

この記事をご覧になっている皆さんも、きっと同じ気持ちなのではないでしょうか?

モヤモヤを解消するべく一緒に考察を見ていきましょう!

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」結末ラストを考察する!(ネタバレあり)

ここでまず、物議を醸しているラストシーンについて少しご紹介しておきます。

(ネタバレを含むのでご注意ください)

映画のラストシーン
何度目かのタイムリープによってパラレルワールド(と思われる)世界にいる典道となずな。
水中に飛び込んだなずなの元へと、典道も水へ飛び込みます。
想いが通じ合いキスをする2人。
それと同時に次々と打ち上がる花火。
「次会えるの、どんな世界かな。楽しみだね」という言葉を残し、なずなはどこかへ泳いで行ってしまいます。
場面は変わり、新学期の中学校。
朝のホームルームで先生が出欠をとっています。
「島田典道さん、島田典道さん・・・島田くん?」
典道の返事はありません。
外の景色が流れ、そしてエンドロールへ。

一体なずなは、そして典道はどこへ行ってしまったのでしょうか?

どのようにも受け取れるラストシーンに、みなさんモヤモヤしてしまったようですね!

調べてみると、ネット上でもさまざまな考察が見られました。

その中でも多かった説をいくつかご紹介します。

かけおち説

特に多かったのが、現実世界に戻ってきた典道となずなが結局本当にかけおちした、という意見でした。

物語中も、終始かけおちしようとしていた2人なので、この結末がいちばん自然なのではないかという事のようです。

この説に対して、13歳がかけおちをしたところで所詮すぐに連れ戻されてしまうのでは?といった反論もあるようですが、そうだとしてもそれはまたその先のお話なので、やはり物語のラストとしては、かけおち説が有力なのでしょうか?

死亡説

切ない結末となってしまいますが、2人とも死亡説、典道のみ死亡説を推している考察も見られました。

パラレルワールドから戻ってこられない=現実の世界では死亡、という捉え方や、海で2人が心中した説、映画終盤で祐介に灯台から突き落とされた時にすでに2人とも死んでいた・・など、同じ「死亡説」でも、さまざまな概念で考察されていました。

また、タイムリープにからむ全てのシーンが最初から典道の妄想であり、なずなは普通に転校して行っただけで、典道は妄想からの海で溺死、という考察もありました。

しかしラストシーンで担任の先生が典道の出欠を確認している事から、もし夏休み中に生徒が死亡したなら、担任はすでに知っているのではないか、などといった反論の声もあるようです。

なずなを見送りに行った or ただのサボり説

引っ越しをするなずなを典道が見送りに行った、という考えも多く見られました。

しかし、新学期になってから引っ越しをする人はいないのでは?という反論意見もあるようです。

なずなのいない学校に行く気になれない典道が、どこかで感傷に浸っているサボっている、といった考察も多くありました。

これがいちばん現実的であり、爽やかな結末なのかなという気がしましたし、観た人たちの願望でもあるのではないかとも感じました。

いつかまたどこかで、典道となずなが再会できる事もあるかもしれないと、未来を感じられる結末ですよね。

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」原作や実写版との違いは?

原作である実写版のファンからは、こんな声もあります。

本作のオリジナルとなる1993年放送のスペシャルドラマは、ドラマであるにもかかわらず、日本映画監督協会新人賞を受賞しています。

これはテレビドラマとしては異例の快挙であり、同作は岩井俊二監督の伝説の作品とも呼ばれるようになりました。

そんな実写版との違いはあるのでしょうか?

結論から言うと、実写版とアニメ版は別物と思った方がいいかもしれません。

主人公達の年齢設定も実写では小学生、アニメでは中学生となっていますし、原作では「もしあの時〜していたら」と、人生の分岐点に戻るという設定なので、時間が巻き戻るのも一度きりです。

同じ原作といえど、実写とアニメでは違った結末や世界観があると言えるでしょう。

とは言え、実写版を見ることで、原作者が本当に表現したかった事がわかるかもしれません。

まとめ

さて「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?最後がどういうことか意味不明?死亡したの?」と題して考察をしてきましたが、いかがでしたか?

一説によると主人公のなずなというのは花の名前で、花言葉は「あなたに全ておまかせします」なんだそうです。

結末の解釈は観ているあなたにおまかせします」といったメッセージが込められているようにも思えるような・・。

今回調べてみて感じたのは、この作品は奥が深すぎる!という事でした。

実写版やノベライズ本など、さまざまな方向から見てみると、自分なりにしっくりくる結末が見つけられるような気がします。

アニメ版だけでも2度3度と観てみると、また違った解釈が広がるかもしれませんね!

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