コララインとボタンの魔女|5つの疑問を徹底解説!

『コララインとボタンの魔女』は、世界中で愛され続けるニール・ゲイマンの同名ファンタジー小説を映画化したダークで幻想的なアニメーション作品です。

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』で世界的に有名となった鬼才、ヘンリーセリック監督がメガホンを取り、パラレルワールドに迷い込んでしまったヒロインの冒険と成長を生き生きと描いています。

大ヒット作『KUBO/クボ二本の弦の秘密』『パラノーマン ブライス・ホローなどの製作で知られるスタジオライカによる卓越されたストップモーションの技術が、観る人をさらに不思議な世界へと誘い、アニー賞では作品賞を含む8部門にノミネートされました。

そんな超話題作の本作ですが、巷では様々な疑問が浮かび上がっているようです。

そこで今回、『コララインとボタンの魔女|5つの疑問を徹底解説!』と題し、巷で騒がれている疑問や謎を考察し、徹底解説していきたいと思います!

※ややネタバレを含む記事になっていますので、映画未見の方はご注意ください!

 

\『コララインとボタンの魔女』を無料で観るならU-NEXT!/

※31日間無料トライアル中の解約で0円♪※

『コララインとボタンの魔女』のあらすじと主な声優キャスト

あらすじ

11歳の少女・コララインは、築150年の「ピンクパレスアパート」に両親と引っ越してきました。

仕事で忙しい両親にかまってもらえず、一人退屈な毎日を過ごしていました。

引っ越したばかりで友達もいないコララインは、近くの裏山を一人で散歩中、ワイビーという自分と同じ歳くらいの男の子と出会います。

ワイビーはピンクパレスの大家の孫で、可愛げのない黒い野良猫をいつも連れています。

ワイビーはコララインと仲良くなりたがりますが、コララインはストーカー呼ばわりして拒絶するのでした。

ある日、コララインが家の中を探索していると、小さな扉を見つけました。

その扉の向こうには、孤独なコララインを楽しませてくれるもう一つの世界がありました

コララインの願いをなんでも叶えてくれるパパとママに、花が咲き誇る幻想的な庭や、心躍るサーカスや華やかなショー。

もう一つの世界は、コララインにとって夢のような世界でした。

しかし、ただ一つ違うのは、その世界に住む人々や動物の目がボタンになっていることでした。

「ずっとここにいていいのよ。」と言うママ。

しかしそれには「目をボタンにする」という恐ろしい条件がありました。

次第に明かされるママの正体を知ったコララインは慌てて元の世界に戻りますが、そこに本当のパパとママはいなくなっていました・・・

声優キャスト

  • コラライン:ダコタ・ファニング/日本語吹き替え:榮倉奈々
  • ママ、ボタンの魔女:テリー・ハッチャー/戸田恵子
  • 黒ネコ:キース・デビッド/劇団ひとり
  • パパ:ジョン・ホッジマン/山路和弘
  • ワイボーン・“ワイビー”・ラヴァート:ロバート・ベイリー・Jr/浪川大輔
  • ワイビーの祖母:キャロリン・クロフォード/定岡小百合
  • ミス・スピンク:ジェニファー・ソーンダース/小宮和枝
  • ミス・フォーシブル:ドーン・フレンチ/宮寺智子

この投稿をInstagramで見る

 

おんぬ(@chris._.wata)がシェアした投稿

『コララインとボタンの魔女』にまつわる5つの疑問を考察!

幻想的で終始ダークな雰囲気を醸し出し、独特な世界観をもつ本作。

児童文学でありながら少々不気味で、観た人は切なさすら感じるという本作ですが、作品を絶賛する声の一方で様々な疑問がネット上で騒がれているのをご存知でしょうか?

ここでは、特に声の多かった5つの疑問とそれに対する考察をまとめてみました。

本作の世界をさらに奥深く知るべく、5つの疑問を一緒に考察していきましょう!

疑問その①:なぜコララインに似てる人形がワイビーの祖母の家にあったのか?

この投稿をInstagramで見る

 

@coraline822がシェアした投稿

物語の序盤、大家の孫・ワイビーに、祖母のトランクから見つけたという自分にそっくりな人形を渡されるコララインですが、そもそもなぜ、祖母のトランクにあったのか?という疑問の声がネット上で多くあげられていました。

ワイビーの祖母が大家という設定をヒントに考察してみました!

考察
ワイビーの祖母は、大家として物件の管理をしているので、コラライン一家が引っ越して来る前に物件の様子を見に行った際、祖母本人が見つけたか、ワイビーか黒猫が見つけて祖母の目の届く所に置いたのではと考えられます。
もしくは、魔女の魔法がかかった人形なので、コラライン達側の世界に投じられた後そのまま動かないでいたかもしれないですし、自ら動いたということもありえるかもしれません。

疑問その②子供は住ませないと言っていたワイビーの祖母はなぜ、コラライン一家を住ませたのか?

この投稿をInstagramで見る

 

@fyrkte0530がシェアした投稿

コラライン一家が引っ越してきた「ピンクパレス」ではその昔、ワイビーの祖母の双子の妹が失踪する事件がありました。

その失踪事件が関係しているのか否か、これまで祖母は子どもがいる家族の入居を拒否していました。

それなのになぜ、コラライン一家を住ませることにしたのでしょうか?

先ほど登場したコラライン人形との関係に着目して考察してみました!

考察
双子の妹の失踪事件との因果関係は明らかにできなかったのですが、魔女が仕掛けたコラライン人形を祖母がいち早く見つけ封印したので、今回はコラライン一家の入居を許可したのではと考えられます。
人形が封印されないままだと、何らかの災いが起こることをワイビーの祖母は知っていたのかもしれません・・・。

疑問その③異世界にいた別のワイビーやパパはなぜコララインを助けてくれたのか?

この投稿をInstagramで見る

 

Haruhiko Baba(@haruhikobaba)がシェアした投稿

異世界で魔女の手により、そのままその世界に閉じ込められそうになってしまうコララインですが、ボタンの目をした「別のワイビー」や「別のパパ」の助けにより、現実世界に戻ることができました。

しかしなぜ、魔女の魔法で操られているはずの別のワイビーやパパはコララインを助けてくれたのでしょうか?

操り人形の複雑な心理に着目して考察してみました!

考察
ワイビーの人形もコララインの父親の人形も魔女による魔法の力に逆らえないだけで、コララインの味方であることは変わりなかったのではないかと思います。
彼女の理想の世界を再現するための友人の分身として作られたので、彼女を救いたいという意志があったのだと考えられます。
また、子供達の目を持っていたサーカスのおじいさんや曲芸のおばさん、犬たちも人形ではなく魔女の手下たちの化身であるため、決められた時だけコララインを楽しませる魔法を見せていたのだと考えられます。

疑問その④ボタンの魔女の正体は?

この投稿をInstagramで見る

 

ciara 💞(@3ghosteyes)がシェアした投稿

現実世界から子どもをさらっては、目をボタンに変え支配するという残忍な行いをしていたボタンの魔女ですが、ネット上ではボタンの魔女の正体が気になる知りたい、などという声が多くあげられていました。

子どもに対しての執念が凄まじく、ただの魔女とは言い切れないボタンの魔女の正体とは一体何なのでしょうか?

原作でも、魔女の正体については明かされていないようなので、みなさんがモヤモヤする気持ちもわかりますね・・・。

そこで、物語が進むにつれ徐々に現れる魔女の変貌をヒントに考察してみました!

考察

ボタンの魔女の正体については、本作の冒頭と終盤にヒントが隠されていました!

冒頭部分で魔女は人形の糸を外したり、巧みに糸を操っていました。

そして、終盤の方では魔女の姿は明らかにクモらしき姿になっていて、魔女の部屋にはクモの巣が張られていました。

よって、魔女の正体は“クモ”であることが大いに考えられます。

罠を仕掛け、かかった獲物を食べていくクモの姿は、本作のストーリーそのものを物語っているように思えます。

多くのクモは子を産むと、子が孵化する前に死んでしまうそうです。

子を愛し愛されたいと願うクモの強い想いが怨念となり、魔女の姿に化身したのかもしれません。

クモがどのような経緯で魔女になったのかは明かされていませんが、子供を罠にかけてまで愛されたいともがく必死な姿は魔女の孤独を表し、少し切なくも感じますね。

疑問その⑤ボタンの魔女のその後は?

この投稿をInstagramで見る

 

Coraline Jones🗝(@officialcoraline)がシェアした投稿

本物のワイビーにより古井戸に手を捨てられてしまった魔女ですが、その後の彼女は一体どうなったのでしょうか。

魔女の正体がクモということを前提に、魔女のその後を考察してみました!

考察

クモは生きるために必要な本数以上の手足を持っているそうで、手を1本失ったところでは魔女にとって致命傷となることはないと考えられます。

この観点から、魔女は自分の世界でひっそり暮らし、異世界でまた子供を狙っているのではないかと考えられます。

劇中でコララインが奪ったのは、現実世界と魔女の住む世界をつなぐ扉の鍵です。

その鍵を失ったことで、魔女は現実世界へ来ることができなくなりました。

子供をスパイする人形たちを送り込むこともできません。

しかし、魔女の住む世界は魔女が作りだしたものなので滅んではいないのです。

コララインによって閉じ込められてしまった後も、孤独に溢れた世界で子供を誘拐する策を練っているのかもしれません…。

Twitter上にあがる疑問の声も紹介!

このように物語に引き込まれている一方で、色々な疑問が残りモヤモヤされている方も多くいるようです・・・。

しかし、このような疑問が浮かび上がるのもまた作品の魅力の一つとも言えるかもしれません。

物語の真意をさらに深掘りしたくなりますよね!

次のトピックでは、これまでの疑問と考察を踏まえて、『コララインとボタンの魔女』の全容を解説していきたいと思います!

『コララインとボタンの魔女』を徹底解説!

児童文学なのに怖い

児童文学でありながら独特の“恐怖感”と、随所に垣間見れる“なさ”が本作の見どころであり特徴だと思います。

「子供には少し怖すぎるかも・・・」と、子供に見せて良いのか否か悩む方も少なくないようです。

しかし、コララインが劇中で扉の向こうの理想の世界に誘われてしまったように、「甘い言葉には罠がある」という強い教訓が込められているように思います。

不満を抱く日常と理想的だけどリスクを伴う世界、どちらを選ぶかは大人にとっても難しい問いです。

自分が今居るべき場所でしっかりと立ち、周囲の人と関わっていく大切さも描かれている本作は、子供だけでなく、大人に向けてのメッセージも込められた作品であると思います。

ボタンの目の真意

ボタンの目は、本作の“恐怖”を象徴する一つだと思います。

ボタンの目になること=魔女の操り人形になることを意味し、異世界でボタンの目にさせられた人物たちは、相手の考えていることが読めず、時にはぞっとする表情を浮かべるます。

しかし、一方でボタンの目は観る人の想像力を駆り立てるという見方もあるようです。

同じシーンでも、「悲しそう」に見えたり「喜んでいる」ように見えたりと、観る人によって意見が分かれるかもしれません。

「観る人が自由に解釈し、想像力を駆り立てて欲しい」という原作者や監督の思いが込められているように思えます。

遠いようで身近なストーリー

本作はストップモーションの魅力を最大限に生かした、幻想的でファンタジーな世界が多くの人を虜にしました。

しかし、どこにでもあるような家庭環境や、子供の複雑な心理を巧みに描くことで親近感の湧く作品ともいえます。

だからこそ、自分の身近な世界でも起こり得るかもしれない・・・という引きずり込まれるような恐怖感に襲われるのかもしれません

まとめ

『コララインとボタンの魔女|5つの疑問を徹底解説!』と題し、ここまでお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

今回5つの疑問をもとに調べてみてわかったことは、老若男女様々な人に向けられたメッセージが沢山込められた、とても奥深い作品だということです。

解明できない謎や疑問もまだまだあるようですが、謎を残したままの方が見るたびに違う捉え方ができ、何度でも新鮮な気持ちで作品を楽しむことができそうですね。

本編を2度3度と観てみたり、原作を読んでみたり、自分だけの楽しみ方をぜひ見つけてみてください!

 

\『コララインとボタンの魔女』を無料で観るならU-NEXT!/

※31日間無料トライアル中の解約で0円♪※