1982年に公開された、スティーブン・スピルバーグ監督の大ヒットSFファンタジー映画「E.T.」。

地球外生物であるE.T.と、10歳の少年の交流を描いたこの作品は、公開されるとすぐにおよそ3億ドルの興行収入を記録し、当時の最高記録を叩き出しました。

ゴールデングローブ賞ではドラマ部門で作品賞を受賞し、アカデミー賞では音響効果賞・視覚効果賞・音響賞・作曲賞の4部門を受賞

アメリカ連邦議会図書館の「アメリカ国立フィルム登録簿」にも登録されている名作です。

「E.T.」と言えば、ポスターにもなっている、指と指を合わせるシーンが思い浮かぶ方も多いと思いますが、実際にどんな場面だったかあやふやな人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は「映画ETの指と指を合わせる感動シーンを振り返りたい!動画はある?」と題して、あの有名シーンを振り返ってみたいと思います!

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映画「E.T.」ってどんな作品?

まずは簡単にあらすじをご紹介します。

あらすじ
10歳の少年・エリオットは、ある晩家の外の物置で何かの物音を聞きます。
慌てて家に入り母や兄、兄の友人達に話しますが、誰も信じてくれません。
「きっとコヨーテだ」と結論づけられてしまったエリオットですが、その夜見たこともない地球外生物(E.T.)と遭遇。
次の夜も現れたE.T.をチョコレートでおびき寄せ、自分の部屋に連れ込むことに成功します。
翌朝、仮病を使って学校を休んだエリオットは、人間の言葉がわからないらしいE.T.に、自己紹介をしたり、食べ物をあげたり。
兄・マイケルや妹・ガーディーにもE.T.を紹介し、ママに内緒でE.T.を家に匿うことにしました。
少しずつ言葉を覚え、人間の生活に馴染んでくるE.T.。
しかしそんなある日、E.T.が自分の家へ帰りたがっていることを知った3兄弟は、どうにかしてE.T.を帰してあげようと奮闘するのですが・・・。

映画「E.T.」指と指を合わせる感動シーン!動画はある?

さて早速、あの有名シーンを振り返っていきたいと思います。

衝撃の事実!指と指を合わせるあのシーンは存在しない!

なんと、有名なあのシーン、実際は映画の中には登場しないんです!

多くの人が一度は見たことのある映画だと思いますが、公開されたのが40年近く前の作品とあって、あまりきちんとストーリーを覚えていない人もたくさんいるようです。

あの指と指を合わせる場面は、映画のポスターとして使用されており、様々な場所で目にしていたため、実際の作品中のシーンだと勘違いしてしまっている人も多いのかもしれませんね!

実は私も今回調べてみるにあたり映画を見直してみて、あのシーンがないことに気づき驚いた一人です。

人の記憶というのはあてになりません。

Twitter上でも、久しぶりに鑑賞してその事実に気づいた人がかなりいました。

ついうっかり「『E.T.』といったらやっぱり指と指を合わせるシーンが感動するよね!」とか言ってしまうと、「この人ホントは知らないな」と思われてしまうかもしれません。

指と指を合わせるシーンに一番似ているのはこちら。(動画あり)

ではなぜ多くの人の記憶がすり変わってしまったのでしょうか?

映画の中盤あたりに、こんなシーンがあります。

E.T.と2人でクローゼットに隠れていた時、ギザギザの部品で指を怪我してしまうエリオット。
「Ouch!(痛い!)」とエリオットが痛がっていると、E.T.の指の先が光りだします。
「Ouch」とマネをして言いながら、エリオットの指に自分の指を近づけるE.T.。
すると、E.T.に触れられたエリオットの指の怪我は、一瞬にして治っているのでした。

このほかにも、E.T.の指がクローズアップされる場面は何度かあるのですが、エリオットの指に自分の指を近づけているのはここだけです。

おそらくこのシーンと、ポスター画像の記憶が入り乱れてしまっている人が多いのではないでしょうか。

英語版になりますが、そのシーンの動画がありましたので、興味のある方はご覧ください。

(該当シーンは動画の37秒あたりから)

映画「E.T.」ほかにもあった!見直して気づく面白さ&トリビア

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①冒頭のデリバリーピザのシーンがピザーラ創業のきっかけに!

映画冒頭、エリオットの兄・マイケルとその友人達がリビングに集まりゲームをしながら、デリバリーピザを待っているシーン。

アメリカの若者を象徴するようなこのシーンですが、なんと日本のメジャー宅配ピザ・ピザーラの創業者は、このシーンを見て「これは日本でもチャンスがあるかも!」と創業を思いついたそうです。

1982年に公開された本作から閃いたアイデアをもとに、1987年に東京都・目白でピザーラ1号店がオープンされました。

ちなみに映画で出てきたピザはドミノ・ピザのものです。

②E.T.をおびき寄せたチョコレートはハーシー

E.T.と遭遇したエリオットが、自宅へおびき寄せるために地面に撒いたチョコレートは、アメリカのチョコレート会社・ハーシー社のものです。

当初、M&M’S社の製品を使いたいと考えていた映画会社でしたが、M&M’S社より申し出を断られたため、ハーシーの製品を使用したとのこと。

しかし映画の大ヒットのおかげでハーシー社のチョコレートは売り上げが大幅にアップして、M&M’S社の担当者は責任を取るはめになったとか・・・。

③「E.T.」と「スター・ウォーズ」には密接な関係が!?

スピルバーグ監督が、大ヒット映画「スター・ウォーズ」シリーズジョージ・ルーカス監督と長年の親しい間柄だったことから、両作品の間には色々な小ネタが仕込まれているのをご存知ですか?

本作でハロウィンの仮装をして主人公たちが街を歩く場面で、スター・ウォーズの人気キャラクター・ヨーダ(の仮装をした子供)が登場するのは有名ですよね。

仲間だと勘違いしたE.T.が、ヨーダに付いていってしまいそうになるのも微笑ましいこのシーン。

よく聴くと、ヨーダのテーマソングまで流れているのです。

またエリオットがスターウォーズのおもちゃで遊んでいたり、ランチボックスがスターウォーズの柄だったりと、細かいところにも「スター・ウォーズ」が散りばめられています。

反対に「スター・ウォーズ」の本編にも、E.T.のような異星人が登場するなど、両監督の仲良しぶりが伝わります。

④ハリソン・フォードがカメオ出演するはずだった!

ハリウッドを代表する人気俳優、ハリソン・フォードが、エリオットの学校の校長先生として登場する予定だったという、驚きのトリビアも発見しました。

エリオットと絡むシーンも撮影済みだったということですが、すでに大スターであったハリソン・フォードが登場することにより、観ている人がストーリーに集中できなくなってしまうのでは、と考えた監督により、そのシーンはカットされてしまいました。

⑤「E.T.」の原案はスピルバーグ監督の幼少時代が影響していた

主人公エリオットの家庭は、父親が愛人と家を出て行ってしまったという設定になっており、物語の途中でも、父親を恋しがるエリオットの様子が何度か描写されています。

この切ない設定は、スピルバーグ監督自身の幼少時代がもとになっているそう。

度重なる引越しや両親の離婚で寂しい思いをしていたスピルバーグ監督の「父親や兄弟のような存在になる友人が現れたら。」という気持ちから誕生したのが、E.T.だということです。

まとめ

さて「映画ETの指と指を合わせる感動シーンを振り返りたい!動画はある?」と題してお届けしましたがいかがでしたか?

有名な感動シーンだと思っていた、指と指を合わせるシーンが実際はなかったというのは、驚いた方も多かったのではないでしょうか?

しかしあのシーンがなくとも、映画「E.T.」には感動シーン名シーンがたくさんあります。

久しぶりに見返してみると、昔見た時とはまた違った良さをたくさん感じられるものですよね!

今回ご紹介したいくつかのトリビアも頭に入れながら鑑賞すると、また面白いかもしれません。

秋の夜長に読書も良いですが、昔の名作映画を再び見てみるのもオススメです。

 

※ちなみに、無料でE.T.を見る方法について以下の記事で解説していますので、まだ見てない!もう一度見返したい!という方は参考にしてみてください。

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