ニコラス・ケイジ主演のファンタジー映画「天使のくれた時間」。
ビジネスで成功し、何もかも手に入れたと思っていた主人公が、「もしもあの時違う選択をしていたら」という別の人生を経験し、自分にとって本当に大切なものは何か?に気づいていく物語です。
大人のラブストーリーともいえる本作ですが、主人公たちの未来がはっきりしないままのラストシーンだったため、「その後はどうなったのだろう?」と気になりますよね!
そこで今回は「天使のくれた時間(映画)その後を考察!」と題して、映画のその後を探っていきたいと思います!
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目次
映画「天使のくれた時間」って?
簡単なあらすじとキャストについておさらいしておきましょう。
(ネタバレを含みます。)
映画「天使のくれた時間」あらすじ
ウォール街で成功し、豪華な暮らしをしていたジャック(ニコラス・ケイジ)はある日、突然、違う人生をおくっていた!目覚めるとそこは今まで見たことがない部屋。横には13年前に別れた恋人ケイト(ティア・レオーニ)が眠り、二人の子供のパパになっていた。 「その世界」でのジャックは現実とは全く違うタイヤセールスマンの平凡な夫。やがてジャックに、現実の世界へ戻る時が近づいてくるが…。
映画「天使のくれた時間」登場人物
- ジャック・キャンベル(ニコラス・ケイジ)
ニコラス・ケイジ演じる主人公のジャックキャンベルは、大手金融会社のCEO。
映画冒頭でパンイチ姿で歌う姿は、まさに自信に満ち溢れた男という感じです。
その後の”もしも”の世界へ行った時の困惑した様子との対比もおもしろいですよね。
個人的にニコラス・ケイジは「周りの状況がよくわからず戸惑う」演技がハリウッドナンバーワンで似合うと思っています。
- ケイト・レイノルズ(ティア・レオーニ)
13年前に別れたジャックの恋人ケイト。
「バッドボーイズ」シリーズや「ディープインパクト」などで知られるティア・レオーニがチャーミングに演じています。
ケイト役は彼女以外ではダメだったのではと感じるほど、ハマり役ではないでしょうか。
- キャッシュ・マネー(ドン・チードル)
ジャックを”もしも”の世界へ導く、いわゆる「天使」役のキャッシュ。
演じるのは「ホテル・ルワンダ」や「オーシャンズ 」シリーズのドン・チードルです。
まったく天使っぽくない見た目のキャッシュですが、彼がいなければ物語が成り立たないので、本作のキーパーソンと言えます。
映画「天使のくれた時間」を見た人たちの感想
映画を見た人からはさまざまな感想があがっていました。
この刹那の”きらめき”は、天使からのクリスマスプレゼントだったんだろうな。
あの”きらめき”がなければ考えることもなかった選択のチャンスを得られたわけですし…。この後、2人がどんな選択をしてどんな未来を迎えるのか気になる!あの”きらめき”のような幸せだといいな✨
— 花笑み (@eri_459) November 21, 2019
自分の選択の連続が今を作っている。
もしも1つでも違う選択をしたのなら今とは違う今があるはずだ。
人生では1度選択したことを変える事はできない。これからの選択が未来の今を幸せにしてくれることを祈る。#netflix #映画 #おうち時間 #天使のくれた時間 pic.twitter.com/sQ0ZQVlrnM
— 何者 (@dailynetfli) May 12, 2020
この映画良かった♬
僕がジャックならどうしたかな。。。#天使のくれた時間 pic.twitter.com/f5zcSQdUPQ
— 笹田泰裕@プロボウラー (@hamusukexxx) April 24, 2020
#天使のくれた時間
みたいに自分も
あの時の選択をしなければ
きっと未来は変わっていたんだろな
ってめっちゃ思う#アラサー #独身 #仕事 #恋愛— yu (@go0d_luck9) March 2, 2020
自分と照らし合わせて見ていた人もたくさんいたようですが、やはり2人がどんな未来を迎えるのか気になりますよね!
さっそく考察していきましょう。
映画「天使のくれた時間」その後をラストシーンから考察
まずは映画のラストシーンから、その後を考察してみましょう。
ジャックは、そんな彼女を空港の搭乗ゲートで呼び止めます。
自分が体験した、ケイトとの結婚生活や子どもたちのこと、ニュージャージーにマイホームがあることなどを語って聞かせるジャック。
映画のポスターにも使われていて、作品を象徴するシーンとも言えるラストシーン。
ここで注目したいのが、向かい合って座るジャックに話すケイトの様子です。
細かい表情まではわかりませんが、どちらかと言うとジャックよりもケイトの方が、話したいことがたくさんあり、夢中で語っているように見えます。
それを優しく聞いているジャックの様子もとても良く、2人の間に13年間のブランクがあったことを感じさせないんです。
すごく個人的な考えですが、会話の尽きないカップルは何年たってもうまくいくのではないかと勝手に思っています。
興味のない相手とは会話が続きませんからね。
”もしも”の世界で夫婦だった2人も、13年たっても冗談を言い合いじゃれあって、愛し合っていました。
このラストシーンを見る限り、きっと現実の世界でも、2人がそういう夫婦になっていくんだろうなぁという気がしませんか?
映画「天使のくれた時間」その後を名セリフから考察
ジャックとケイトのその後を考察するうえで、物語中のセリフもキーポイントになるのではないか?と感じました。
そこで、特に心に響いた登場人物たちの名セリフと合わせて、考察していきたいと思います。
ジャックの名セリフからの考察
自分を見失ったからって結婚や家庭を崩壊させるな
これは、あちらの世界へ行ってすぐに、親友が言うセリフ。
実はこの言葉は、不倫しそうになった親友を止めるため、昔ジャックが親友に言ったセリフなんですよね。
住む世界が違っても、ジャックはジャック。
人は環境によって性格が変わる場合もありますが、その人の持っている本質は変わらないのではないでしょうか?
こういう言葉を親友に言うことができるジャックって、実はとても家庭的であり、結婚にむいている男性のような気がするんです。(本作の原題は”The Family man”ですし。 )
日本語版の字幕では「結婚や家庭を」となっていますが、原文は”the best thing in your life”=「人生でいちばん大切なもの」と言い換えることができます。
いちばん大切なものは何かに気づいたジャックは、ケイトがバリバリのキャリアウーマンであったとしても、それを支えながら良い夫になっていくのでは?と思わずにはいられません。
ビジネスに大小は関係ない。みんな子供のために必死で学費を稼いでいるんだ。
もう一つは映画の終盤、現実世界で社長をしていた自分の会社への、転職のチャンスが巡ってきます。
”もしも”の世界ではジャックのことを知らず、単なるタイヤ販売店のセールスマンだと思っている会長と社長に向かっていうこのセリフ。
庶民的な今の生活を体験していなかったら、昔のジャックでは到底感じないであろう感覚ですよね!
これはジャックとケイトのその後というよりも、ジャックのその後の考察なのですが、この考えを持っているジャックなら、現実世界へ戻ってからも、自分より身分の低い人の気持ちも理解できる、最高のビジネスマンとなるのではないでしょうか?
”もしも”の世界での経験を生かして、タイヤの小売業界でその手腕を発揮して、トップをとってもらいたい、なんて想像も広がります。
ケイトの名セリフからの考察
転職したいなら、本気でしたいなら、子供を連れて、2人で共有したこの家を捨てて、あなたについていくわ。あなたを愛しているから。住所よりずっと大切なことだもの。
少し長いですが、この映画の中でナンバーワンと言っても過言ではないほどのケイトの名セリフです。
このシーン、泣けます。
大企業の重役としての転職が決まったジャックは、ニューヨークで豪勢に暮らそうとケイトに言いますが、郊外での今の暮らしで十分満足しており、自分たちの家に愛着を持っているケイトは、勝手に決めたジャックに失望します。
しかしその後のシーンで、思い直したケイトが言うのがこのセリフなんです。
現実世界のケイトではないにしろ、こんなにも愛情深く夫を想えるということは、まさに2人が運命の相手だからではないでしょうか?
どんな決断をしたとしても、人生のどこかのタイミングで、ジャックとケイトは結ばれる運命なのではないかと思えるセリフです。
キャッシュの名セリフからの考察
面白くなるぞ。これから起きることはあんたが招いたことだ。
”きらめき”は一瞬だ。永久には続かない。
これはそれぞれ、”もしも”の世界へ行く前夜と、現実世界へ戻る前夜に、天使だと思われるキャッシュがジャックに告げるセリフです。
どちらのセリフも「あの時選ばなかった人生を少しのぞかせてあげる(あげた)けど、その世界のジャックの生活の一つ一つは、結局は自分で決断したこと。この先の未来を決めるのも自分自身だよ」という意味があるのでは?と解釈してみました。
”もしも”の世界を体験したことで、自分自身のケイトへの深い愛情に気づいたジャックは、もうこの先どんなことがあっても、ケイトを手放すことはしないのではないでしょうか?
映画「天使がくれた時間」その後を考察してみて…
ここまで、かなりジャック寄りで考察してきてしまいましたが、ふと思いました。
現実世界でのケイトは実際どう思っていたのだろう?
ジャックは”もしも”の世界を体験できたことにより「自分にとって大切なもの」を気づくことができました。
しかしケイトは、弁護士として新しいスタートを切ろうとしているところに、元カレが急に現れて、自分たちは家を買って子供も2人いたんだよとか言われても…。って感じにならないですかね?
しかも「13年前にフったのそっちじゃん。」とも思いそうな…。
自分の立場に置き換えてみると少し微妙かな…と思ってしまうところもあります。
しかしながら、ケイトは13年間もジャックの私物を取ってありました。
そして、パリへ旅立つ前に自らジャックへ電話をかけているのです。
やはりケイトはずっとジャックのことを想っていたのではないかな、と考えられますよね。
そのことからもやはり、2人はこのあと結婚し、”もしも”の世界でいたような可愛らしい子どもたちと幸せに暮らす未来だと思ってもいいのではないでしょうか?
もちろん本当のところはどうかわかりません。
しかし、作品中にはジャックとケイトのハッピーエンドにつながるヒントが散りばめられている気がしました。
まとめ
さて「天使のくれた時間(映画)その後を考察!」と題してお届けしましたがいかがでしたか?
結末がはっきり示されていない映画は、主人公たちのその後を想像するのも観賞後の楽しみのひとつですよね。
正解がないからこそ、自分が望む結末を考えていいのではないでしょうか?
みなさんはジャックとケイトのその後をどのように想像しましたか?
「人生において大切なものはなにか?」をあらためて考えさせてくれるこの作品。
大切なパートナーや友人と、結末を語りあってみるのもいいかもしれませんね。
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