みなさん、魚は好きですか?

1日3回の食事に魚を何回食べていますか?

毎日自宅で魚を調理して食べるという人は案外少ないと思います。

肉と違い丸ごと売られていることが多い魚。

もちろん切り身になっていても細かい骨があったりして、調理するにも食べるにもどうしても面倒というイメージがありますよね。

忙しい現代人に魚離れが進んでしまうのは仕方がない状況なのかもしれません。

しかし、そんな中で魚のおいしさを伝え、「魚の伝道師」として人生をかけて日本の魚食文化復興を推進している人がいます。

元漁師で元水産庁職員の上田勝彦さんです。

彼の熱い想いが島国としての日本の魚食文化を取り戻してくれるかもしれませんね。

そこで今回は、そんな熱い上田勝彦さんの想いをプロフィールとともにみていきましょう。

上田勝彦のwikiプロフィール

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wikiプロフィール
  • 名前:上田勝彦
  • 愛称:ウエカツ水産
  • 生年月日:1964年9月
  • 出身地:島根県出雲市
  • 学歴:長崎大学水産学部 卒業
  • 職業:魚の伝道師

1964年島根県出雲市に生まれた上田勝彦さんは、小学校3年生で包丁を研ぎ魚を捌いていたそうです。

実家が漁師だったとか料理店だったわけではありません。

ただ、魚が好きだったそうです。

魚のことがたくさん学べるという理由で入学した長崎大学水産学部。

在学中にシイラ漁に夢中になり、休学して日本各地の漁村を巡りました

そうして漁師と寝食を共にするうちに、興味は魚自体から魚と人との関わりに変わっていきました

このまま漁師として生きるのも悪くないと思い始めていたころ、漁師仲間に中央に行って漁師が抱える人材不足や高齢化の問題を伝えて欲しいと頼まれたようです。

そんな背景があり、27歳で漁師を辞めた上田勝彦さんは、国家公務員試験を受け1991年に水産庁へ入庁

水産庁では、瀬戸内海の漁業紛争調整、南氷洋調査捕鯨、マグロ漁場開拓、日本海の資源プロ回復ジェクトなど様々な公務に携わりました。
しかし、上田勝彦さんの働き方は多くの官僚とは違いました。
机上の調査だけでなく、自ら現場へと足を運び、時には共に漁をして、漁師から消費者に至るまでの様々な立場の人々の声に耳を傾けていたそうです。
そんな声から、上田勝彦さんは以下の気付きを得ました。

「現場は真剣に仕事をしている。でも、衰退の兆しは明らかで、だれかが支えなければ漁師は廃業を余儀なくされる。では支えるのはだれか。国でもなければ自治体でもない。消費なんです。獲ったものを運んで、調理して、食べる。その流れが現場を支え、国の力となり、魚食文化をつないでいくのです」

それからは、食育や調理などの講習依頼を受け、全国を飛び回るようになりました。
そして、2015年50歳の時に水産庁を辞職します。

自身の愛称である「ウエカツ」を社名にした「ウエカツ水産」を立ち上げます。

社是は「サカナ伝えて、国おこす

現在に至るまで、変わらない熱い想いを抱いたまま、圧倒的な知識で調理の仕組みを教える料理教室や講演など、休日返上して魚食の復興に努めています。

上田勝彦の家族

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上田勝彦さんにご家族はいらっしゃるのでしょうか?

調べてみたところ、上田勝彦さんにの家族については詳しい情報はありませんでした。

奥さんと3人の息子さんがいらっしゃるという情報はありますが、2男1女とする情報もあります。

どちらも裏付けとなる情報はみつかりませんでした。

上田勝彦の料理教室

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上田勝彦さんの著書

上田勝彦さんの料理教室は、拠点を置かず全国各地で開かれています。

その内容は、料理のレシピ紹介にはとどまらず、魚の捌き方から船での魚の食し方、魚と人との関わりに関する講話などと様々です。

しかし、学校でも高級ホテルのホールでも、軽快なトークと元官僚とは思えない漁師然とした親しみやすい恰好で、伝えたい彼の想いはいつでもブレません。

魚と日本人を繋ぐため、魚のおいしさを伝えてくれます。

大事なのは「しくみ」を知ることだそうです。

丸暗記のレシピではなくて、おいしくなる「しくみ」を知ることで芋づる式に料理数が増えていくのだそう。

上田勝彦さん初の著書となる「目からウロコの魚料理」は、そんな魚料理のしくみを分かりやすく教えてくれます。

料理教室に足を運べない人にとっても、最高の料理教室となる一冊だと思います。

上田勝彦さんが教える調理法「湯煮」

「湯煮」とはいったいなんでしょう。

上田勝彦さんが教える驚きの調理法が「湯煮」とよばれるものなんです。

簡単に言ってしまえば、切り身をちょっと洗ってお湯で煮る料理です。

詳しい手順は以下に引用します。

<材料>

・魚の切り身(どんな魚でも)
・あら塩
・酒

<作り方>

切り身を流水で3秒洗い、押さえるように拭く
そのままでもいいが、大きければ繊維にそって縦に切る
切り身に少量のあら塩を振りかけ(薄塩という)5分おく
フライパンにたっぷりの水を入れて火にかけ、酒大さじ1を入れる
4の湯が沸いたら切り身を入れ、沸騰させないように火を弱め1~2分ほどゆでる。
箸で身をはさみ、身がほぐれそうになったら完成

NHK おはよう関東甲信越

簡単ですね。

このままポン酢などお好みのタレをつけて食べるとおいしいそうです。

これを下ごしらえにして、さらに味をつけて煮たり焼いたりすることもできます。

臭みがすっきりととれておいしく食べることができるそうですよ。

しかも驚きなのが、これ、干物でもできるのです!

干物を湯で煮るって、あまり考えない発想でした。

身がほろほろとしてとてもおいしいのだとか。

この「湯煮」を使ったおいしいレシピが、上田勝彦さんがJF全漁連プライドフィッシュプロジェクト企画委員会委員となっている「プライドフィッシュ」のホームページ内にありますので、ご紹介しておきますね。

ウエカツレシピ

まとめ

全身全霊をかけて魚と日本人を繋ぎ直そうとしている上田勝彦さん。

漁師として働いた年月がその活動の原動力になっている気がしました。

エリート官僚であった24年間にも、現場に入り現場の人々の声に耳を傾け、日本の漁業を支えるために必要なことは消費であることに気付き、以来、自ら全国を飛び回り、日々の食卓に簡単においしく魚を取り入れる方法を伝えています。

日本の魚食文化を復興したい。

そんな上田勝彦さんの熱い想いが日本の食卓を変える日が来ることを願いつつ、今日の晩御飯には魚料理を並べてみようと思いました。

最後に上田勝彦さんが登場する3月8日の情熱大陸をご紹介してお別れにしましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=JwcVp1LLjW8

最後までお読みいただきありがとうございました!